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不妊症とは?その女性と男性の原因も解説

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不妊症とは?その女性と男性の原因も解説

『不妊症』とは、読んで字のごとく、妊娠しない状態を言います。そのため、病気ではないと言われる事も多いものの、実際には妊娠しないのではなく出来ない人も大勢いて、その場合は、それなりの原因がある訳です。そして、その原因が男性性器・女性性器の異常やホルモンバランスの異常に起因しているのであれば、不妊症は一つの疾患であると考えてもいいでしょう。

しかも、その原因は、必ずしも女性にあるとは限っていません。現代社会においては、約5割の確立で男性に不妊原因があり、その割合は徐々に大きくなりつつあると言うから大変です。

しかし、悪い部分がはっきりしているのなら、治療する事で妊娠出来るようになる確立は低くありません。つまり、自分たちだけで悩んだり、考えたり、努力をするより、医療機関を受診し、医師のサポートを受ける方が賢明だという事なのです。

そこで今回は、子供が欲しいと思い始めて、どのくらい妊娠しなければ医師の診察を受けるべきなのか? さらに、どのような要因が疑われるのかを簡単にまとめてみました。

どれだけ妊娠できないと不妊症?その割合は?

一説によると、日本国内で不妊治療を受ける夫婦の割合は16%。約6組に1組が不妊という悩みを抱えていると言われています。世界的には9%、約10組に1組以下の割合ですから、その1.8倍にものぼる日本の不妊率は、高いと見るべきなのでしょう。

しかも、これはあくまでも医療機関で不妊治療を受ける人の割合であって、サプリメントの服用など、自力で頑張っている人の数は含まれていません。ですので、実際に不妊に悩む夫婦の数はもっと多いものと思われます。

ただ、結婚してどのくらい子供が出来なければ不妊と考えるべきなのか?というのは、あくまでも第三者の見解です。よく、結婚して2年・3年も子供がいない状態が続いていると、周囲は何だかんだ言いますが、当人たちには余計なお世話。中には、互いの仕事の都合や経済状況などから、あえて妊娠を避けているカップルもいます。

ですから、不妊を考える上では、結婚してからどのくらいではなく、当人たちが子供が欲しいと思ってからどのくらいかという事を考慮する必要があるでしょう。

また、女性が妊娠出来るチャンスは、1年間に30日から40日ほどなのです。いくら夫婦でも、そのタイミングを逸してばかりでは、妊娠出来なくて当たり前。必ずしも不妊症とは言えません。

さらに、妊娠というのは実にデリケートなもので、良質の卵子と精子が出会った時のみ成立するものです。そのため、どちらか一方が疲れていたり、ストレスを抱えていると、せっかくのチャンスも無駄にしてしまう事になります。

ですが、新婚時代は夫婦ともに元気で、性欲もあるため、こうした条件は意識せずともクリアしているものと思われます。さらに、本当にベビ待ちしている夫婦は、タイミングや体調をきちんと考えた上で性交渉する事も心がけておられるはず。

そこで、前者の場合は結婚してから、後者の場合は子供が欲しいと思い始めてから、半年以内に妊娠する割合は約70%。それが1年以内になると90%と大きく上昇します。

ところが、その後は停滞気味で、2年たっても、3年たっても、この数字が100%になる事はありません。という事は、子供が欲しいと思い、いろいろな条件を満たした性交渉を積み重ねた上で、1年から2年を一つの目安とし、不妊治療に踏み切るかどうかを考えるべきだと言えるでしょう。

女性の不妊症の原因について

それでは、不妊の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?女性の場合だと、卵巣機能不全や多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)、子宮奇形や子宮発育不全、そして、子宮筋腫や子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)などが、医学的に不妊の起因となる疾患です。

あれっ、最もオーソドックスだと言われる「排卵障害」がないじゃないかと思われるかも知れませんが、排卵障害は卵子が卵巣から飛び出せない状況であって、それ自体が病気ではありません。分かりやすく言えば、風邪を引いた時に高熱で頭が痛くなるのと同じようなもので、卵巣の機能が弱い卵巣機能不全や、卵子がぶち破って飛び出せないほど卵巣の表皮が硬くなってしまう事の多い多嚢胞性卵巣症候群などにより、排卵出来ない事の総称です。

また、子宮奇形や子宮内膜症は、受精卵が出来ても子宮内に着床し、妊娠成立が難しいという事で、不妊症というより、不妊床というべき疾患です。しかし、子宮発育不全や子宮奇形は先天性疾患である事も多く、左右両方に卵管凶作や閉塞症が見られる場合も含め、自然妊娠は難しいと早期に悟る事が大切です。

ですが、その一方で、子宮内膜炎(しきゅうないまくえん)や子宮内膜ポリープ、そして子宮筋腫など、早期発見による早期治療により、自然妊娠が望める疾患も多数あります。さらに、子宮内膜症でも不妊治療を受ける事で、幸せなママになっている人は大勢いるのです。

その上、卵巣機能不全や黄体機能不全など、ホルモンバランスが大きく関係している症状については、食生活を見直し、たっぷりの睡眠を取るなど、日常生活を改善するだけで妊娠の確率を上げられたりもします。ですので、やはりきちんと医師の診察を受け、要因を見つけ、適切な対処をする事が大切だと言えるでしょう。

男性の不妊症の原因について

不妊というと、どうしても女性の心身に原因があると思われがちですが、実際には、約半分は男性の心身に問題あり。しかも、その割合は年々変化し、やがて、男性の生殖器異常や精子異常による不妊や障害児の誕生が7割を締める時代が来るとも言われています。

そう、妊娠は健康な卵子と精子が出会う事が絶対条件な訳で、男性の精子が送り出されなければ成立しません。また、例え精子は送り出されても、その精子が虚弱体質で、卵子との待ち合わせ場所までたどり着けなければ、やっぱり赤ちゃんは出来ないのです。

しかし、女性と同様、男性の中にも、染色体異常による「クラインフェルター症候群」や「停留睾丸」など、生まれながらにして健全な精子を作るのが難しい先天性疾患を持つ人も大勢います。加えて、おたふく風邪等が原因となって発症する睾丸炎を持っている。精子の通り道となる精管や尿道が細菌感染し、狭窄症や閉鎖苦笑を引き起こしているなどなど、精子を卵子のもとに送り込めないケースは少なくありません。

さらに昨今、過度のストレスや肉体疲労、あるいは、飲酒や喫煙により、勃起しない、膣内で射精出来ないという人も大勢いて、今や人間界では、性欲を子孫繁栄に繋げる事は難しくなりつつあると言えるでしょう。そのため、女性より男性が医師の診察を受け、原因を明確にし、適切な不妊治療を受ける事が必要不可欠になりつつあるのです。

特に男性の場合、良質な精子を採取出来れば、妊娠成立に持ち込める確立は高く、女性側に異常がなければ、ほぼ間違いなく子だからに恵まれます。検査も容易ですので、少しでも気になる方は是非一度、受診していただければと願わずにいられません。

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