このページの先頭です

妊娠しやすい体質作り~ベビ待ちに必要な生活習慣とは

381views

投稿日:

妊娠するための生活習慣

不妊の最も大きな要因の一つに「生理不順」があります。女性ホルモンのバランスが悪く、定期的に排卵しないというもので、これでは、いつ、性交渉すれば妊娠する可能性があるのかが定まりません。結果、タイミングが合わず、中々妊娠しないという訳です。

しかも、ホルモンバランスの乱れは徐々に悪化し、重症になると排卵が完全にストップしてしまう無排卵状態を引き起こすので大変。こうなれば、例え生理はあっても、本格的な不妊治療を受けない限り、自力での自然妊娠が望めなくなるでしょう。

ですが、女性ホルモンの乱れは、その大半が生活習慣の乱れから始まります。つまり、早期に生活習慣を見直し、生理周期を安定させられれば、容易に妊娠出来る可能性も低くはないのです。

生理不順とは?

生理不順と聞くと、多くの人は、生理が遅れたり早まったりを繰り返すいわゆる“生理周期がバラバラ”という状態を思い浮かべられる事でしょう。けれど、実際には、定期的に来ていても、その感覚が短すぎたり長すぎれば立派な生理不順。また、生理の日数が短すぎたり長すぎても問題で、すでに無排卵月経になっている可能性もあるのです。

ちなみに、生理周期とは生理開始日から次の生理開始日の前日までの日数で、例えば、4月10日に生理が始まり、次の生理が5月1日に来たとすると、その月の生理周期は30日となります。ただし、次もまた30日周期で来るとすれば、5月31日が生理開始日となり、月に2回来る事になるでしょう。とは言え、正常な生理周期は25日から38日間の範囲なので、問題はありません。

そう、生理は月に1度と言われていますが、実際には個々の生理周期によって、月に2回来る事もあれば、1度も来ない事もあるのです。そこで大事なのは、毎月来るか来ないかではなく、28日周期や30日周期など、毎回決まった周期で来るかどうかになります。

ところが、女性は実にデリケートな生き物ですから、ちょっとした環境の変化でも心身の状態が動揺し、ホルモンの分泌に変化が現れます。そのため、実際には、28日周期や30日周期を何年間も継続する事は難しいといえるでしょう。

多くの人は、先月・先々月は28日周期だったけど、今月は少し遅れて30日周期だったとか、先々月は少し早くて28日周期、先月は少し遅れて32日周期、今月は30日周期というように、多少のずれを生じるのが一般的だと言えます。ですが、そのずれが正常な生理周期の範囲内に収まっていれば、さほど心配する必要はないでしょう。

ところが、先々月は30日周期で、先月は45日周期、今月は24日周期などと、広範囲で定まらない場合は典型的生理不順です。さらに、毎回25日未満で来る場合は「頻発月経(ひんぱつげっけい)」となり、毎回39日以上の周期で来る場合も「希発月経(きはつげっけい)」という事で、立派な生理不順なのです。

加えて、生理が8日以上続く場合は「過長月経(かちょうげっけい)」、逆に2日以内で終わってしまう場合を「過短月経(かたんげっけい)」と呼び、やっぱり生理不順。そして、長時間用のナプキンを使っていても、こまめに交換しないと溢れてしまうほど出血量が多かったり、血のかたまりが出る場合は「過多月経(かたげっけい)」として、反対に、ナプキンの表面が軽く色づく程度の少量の出血しかない場合は「過少月経(かしょうげっけい)」として問題視する必要があるのです。

生理不順の原因

ちなみに、3ヶ月以上生理がなければ「無月経(むげっけい)」となり、不妊治療が必須となる訳ですが、ならば、生理さえあれば自然妊娠は可能なのでしょうか? 答えは、もちろんyesです。ただし、生理不順の場合、卵巣の機能不全や女性ホルモンの分泌に問題があるケースが圧倒的多数で、現実には不妊になりやすいと言えるでしょう。

例えば、頻発月経の場合、卵巣の機能不全の他、排卵語に一時的に作動する内分泌系統の黄体が機能不全を起こしている事が考えられます。そうなると、子宮内膜を充実させる黄体ホルモンの分泌が十分行われないため、受精卵が着床しにくく、不妊や流産の要因となってしまうのです。

さらに、希発月経になると、すでに卵巣の働きが低下し、ホルモンの分泌もかなり乱れている状態にありますから、生理はあっても排卵していない可能性大。また、過短月経や過少月経では、女性ホルモンの分泌量が極端に少なく、無排卵月経である事が考えられます。

一方、月経量は疾患の一つの目安となるもので、過多月経の場合、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜炎・子宮がん・子宮内膜ポリープなどの疑いが持たれます。また、子宮の発育不全や甲状腺異常があれば過少月経として現れる事が多く、いずれの場合も医療機関を受診する事が先決でしょう。

生理不順の改善は妊娠しやすい体づくりの基本

生理不順が慢性化すると、不妊治療なくして妊娠は望めない状態になっている事も大いに考えられます。ですが、生活習慣を見直す事で改善する可能性も高いため、まずは自分で出来る事をやる事が大切です。しかも、ホルモンバランスを整え、生理周期を整えるように努力する事は、妊娠しやすい体質作りでもあるのです。

まず何より肝心なのが心身にストレスを溜めない事。精神的ストレスはもちろん、肉体疲労もベビ待ちの身には大敵です。

ただし、だからと言って、必要以上に動かないとか、運動をしないというのは逆効果。仕事や家事もきちんとこなし、かつ、適度な運動もして、しっかり眠る。これを確立する事が大切です。

特に睡眠は、体だけでなく心もいやしてくれますから、正しく寝たら忘れるは理想と言えるでしょう。とにかく、良質な睡眠が最大の妊活で、それを得るためにも、コンスタントに体を動かし、ある程度の疲労感を感じる事がポイントになるのです。

さらに、その運動も、ヨガや太極拳のような自律神経を整えるものにすれば、精神的ストレスを解消するリラックス効果も得られ、一石二鳥でしょう。他に、心をいやすという点では、好きな音楽を聞いたり、映画を見たり、アロマテラピーで豊かな香りを楽しんだりと言った事も効果的です。

また、休日でも朝寝坊や無駄な昼寝をせず、なるべく規則正しい生活をするように心がける事。そうする事により、自然と食事の時間も安定し、体のサイクルが落ち着くため、生理周期も落ち着いて行きます。

そして、睡眠と同じくらい有効的なのが毎日の入浴です。夏場や忙しい時はシャワーだけですますという人も多いですが、シャワーは体を休める副交感神経ではなく、体を活動させる交感神経を刺激するため、ストレス解消には向きません。しかも、女性に体調不良をもたらす主犯格「冷え」を招く行為でもあります。

そう、妊娠しやすい体質づくりには、体を冷やさない事も必要不可欠で、冷えを解消するだけでホルモンバランスが整い、生理不順が改善され、妊娠する事もあるのです。そこで、夏でも冷房の効いた場所に長時間滞在する場合には、露出部分を極力減らし、重ね着をする工夫も必要になります。また、冷たいものの飲食は、熱中症対策としては重要です亜、必要最低限に抑えるように努力しましょう。

そして、やっぱり入浴です。夜は必ず湯船でしっかりと体を温めるとともに副交感神経を優位にし、そのまま十分な睡眠時間を取る事で、心身がリラックス出来、ストレス解消に繋がります。そうして、豊かな気持ちでベビ待ちする事こそが妊娠しやすい体つくりの基本なのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です