このページの先頭です

妊娠検査薬の使い方と注意点~生理中でも使用できる?

1174views

投稿日:

妊娠検査薬の使い方や注意点など




日本で妊娠検査薬が市販されるようになって約30年。今ではすっかりおなじみのベビ待ちアイテムとなりました。

病因へ行く前にまずは検査薬でチェックというのが当然のステップになっています。しかも、生理予定日前でも使える高感度の検査薬まで市販されていて、より一層使い勝手が良くなっていると言えるでしょう。

でも、その反面、あまりにも身近で簡単に使えるがために誤った使い方をし、誤った結果を信じ込んでしまわれる方が後を絶ちません。陽性反応が出て喜んだら、実は妊娠していなくてがっかりというのもつらいですが、陰性反応を見て諦め、好き放題に飲酒や喫煙をしていたら実は妊娠していたというのも困ったものです。

やはりベビ待ちしている間は冷静に動く事が大切。そして、妊娠検査薬を正しく使って、より良いプレママライフをスタートさせる事が大切です。

妊娠検査薬はいつから使えるの?

妊娠検査薬は、尿中に含まれる「HCG」というホルモンによって判定する仕組みです。このHCGとは、子宮内にある絨毛から分泌される『ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン』。HCGというのは、英語の「human Chorionic Gonadotropin」の略です。

HCGは胎盤形成に関わる黄体ホルモン「プロゲステロン」の分泌を促す作用を持つホルモンで、受精卵が着床すると急激に分泌量が増えます。そこで、尿にも混じるようになるため、それを調べる事で妊娠しているかしていないかが分かるというからくりです。

ただし、多くの妊娠検査薬は、尿1ミリリットルあたり、最低でも50mIUのHCGが含有されていないと陽性反応を示しません。ちなみに、miuというのは血液や尿などの液体中のホルモン値を表す単位で、1ミリリットルあたり50miuという場合には、「50mIU/mL」と表記されます。

ところが、HCGは分泌され始めてすぐ尿に混じる訳ではなく、分泌量が増えるにつれ、徐々に尿中に混入されて行きます。そのため、受精卵が着床しても数日は20mIU/mL程度という日が続くのです。その後次第に濃度が濃くなる訳ですが、大半の人が50mIU/mL以上に達するのは2週間後ぐらいでしょう。

ですので、それを待って検査薬を使う必要があります。もし、それ以前に使用すると、尿中のHCG濃度が低いため、妊娠していても陰性反応が出る事になる訳です。

という事で、市販の妊娠検査薬の使用時期は、次の生理開始予定日から7日後が基本。近ごろは、着床直後から使える早期妊娠検査薬なるものも売られていますが、やはり確実性に欠ける部分は否めません。



妊娠検査薬は出血があっても使えるの?

正しい妊娠検査薬の使用日は、排卵日から約3週間後にあたる次回の生理予定日から1週間後です。赤ちゃんの誕生を心待ちにしている人にとっては長すぎるかも知れませんが、それにより、無駄な手間と検査薬を使う事を避けられます。

もし早期に検査薬を使い、陰性反応が出た場合でも、再度この時期に調べると陽性反応が出る事は珍しくありません。そうなると、泣いたり笑ったり忙しい事で、検査薬も2回分必要になるため、一発で正しい結果の出る時まで我慢した方が利口だという訳です。

それに何より、予定通りに生理が来れば、残念ながら妊娠していない事が明らかになります。よって、やはりまずは次の生理を待つのが原則なのです。

とは言え、基礎体温が高いまま生理らしき出血があった場合、妊娠による着床出血の可能性も考えられます。そこで、何とか検査をしたいと思われるかも知れませんが、それでもやはり、率先して検査薬を使うべきではないでしょう。

なぜなら、仮に着床出血だったとしても、時期的に早すぎるために陰性反応が出る事が多いからです。しかも、検査薬に血が付くと正確な判定が出来なくなるリスクもあります。

実際、多くの妊娠検査薬は出血していても使用可能だとは言われていますが、中にはNGだと明記している品もあります。また、どうしてもという場合には、一旦紙コップに採取した尿を垂らすように推奨しています。実は、この尿を紙コップに取って検査するというのはめんどうではありますが、確実性を高めるという点では賢い方法だと言えそうです。

スポンサーリンク


妊娠検査薬はどうやって使うの?

一般的に妊娠検査薬と言えばスティック状の先端にある試験紙部分に尿をかけるものですが、その尿の噴射量や時間は商品によって異なり、もちろん足りなければ判定出来ませんが、かけすぎても測定不可となったり誤反応を示す事があります。そこで、一旦尿を紙コップに取り、そこから自分の目で確認しながら必要量を垂らす事により、適切に使用出来、その後も迅速に対応出来るでしょう。

何しろ、妊娠検査薬に必要な尿の量は商品によって異なります。また、待ち時間も結果表示方法も商品によって異なりますので、必ず取扱説明書を隅々まで読み、その通りに使用する事が大切です。

ただ、待ち時間については、尿をかけた後、迅速に且つ静かに平らな場所に置き、手を触れずに待つという共通点があります。また、結果を正しく読み取る事も全ての商品に共通する条件です。

ちなみに、多くの検査薬はラインで結果を知らせる仕掛けになっていて、2本線が出れば「陽性」、1本線なら「陰性」です。というのも、検査紙に尿をかける訳ですから、全く無反応というはずがありません。取り敢えず1本線は出ます。

1本目の線は検査薬が正常に検査している事を示す確認サイン。2本目が陽性を示すサインという事で、もし全く線が現れない場合は、先のような失敗により、検査そのものが出来ていない事になります。改めて新しい検査薬でトライしなおしましょう。

また、最初はしばし1本線で落ち込んでいると、突如もう1本うっすらと線が現れ、希望の光を差してくれる事もよくあります。けれど、この線は、尿の水分が蒸発した事によって内容物のみが取り残されたために現れたもので、陽性反応ではありません。「蒸発線」と呼ばれる反応です。

ですが、たとえ薄くても、最初から2本の線が見て取れれば、妊娠している可能性大。正常妊娠かどうかを確かめるためにも、なるべく早期に医療機関を受診し、確認してもらいましょう。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です